私は津守時生先生のファンです。最初に読んだのは
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047887072/diarynote-22/refやさしい竜の殺し方
ですが、そこから鴉→喪神の碑→カラワンギと三部作読みました(笑)
典型的二次世代ファン(初代からは知らないっていう自作造語)ですので、遅ればせながらの読書だったんですがこの作品大好きなんです!作者様は苦しんだ上に後悔の多い作品だと仰ってましたが。
以下レビュー(のつもり)

ISBN:4044117128 文庫 津守 時生 角川書店 2000/11 ¥740
畏怖されるべき・尽くすべき・強くあるべき・美しくあるべきカオヤイ。その存在意味は?
ブラナー等改革派とスリウォン等保守派のカオヤイ達、アスカ達地球人がその答えを模索しながらカラワンギの元に集う。それと並行して戦火の火種が忍び寄っていた。
惑星は内輪の戦いから、地球人・白氏族の介入によって最終局面へと進む。
宇宙らしさ・お笑い度・機械度は低め、情報部度・肉弾戦度・恋愛度(男女の)は高め。
香ってくるような熱帯感、渦巻く人間模様、散りばめられた恋、そして愛。切なく愛しい、人間(ひと)と神(ほし)の物語。

 この作品のお勧めな点は、他の作品と比べてさらに登場人物が魅力的な所です(三巻まで読むべしということで三巻お勧めにしてみました)。前作喪神の碑の布石があって映える登場人物もいますが今作はやはり「カオヤイ」の存在ですね。
純粋で強くて子供っぽい(笑)母性本能を刺激するのが上手い津守先生のお得意の男達がわんさか出てきます。
そしてやっぱりお得意のかっこいい女性が出てきます(笑)
 ティエンマとアスカの会話が、ひどく心に残っています。
かっこいい女性は多いですが、中でもとりわけアスカは大好きでした。それはこの場面から来ています。

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